目には見えない誕生日おだゆうこ 電車に揺られながら、姉とメール交換をしていたときの事である。 ふと、誕生日についての話となった。 今まで、そんなにこだわって考えてみたことがなかったので、この機会に少し考えてみることにした。 でも、それってほんとだろうか? 心に携わる仕事をしていて、色んな人たちに出会う中で、目に見えないもの、わからないことの大切さ、大きさを教わり、そうしたことを感じようとする自分に出会うことができた。目に見えないことを見ようと、認めようとするとき、不安はつきものである。目に見えないものは「無いもの」とした方が、すっきりするし、安心できるというのもよくわかる。(お化けや、幽霊、宇宙人、微生物や細菌の存在をいちいち意識しだしたら、安心して暮らせないものね・・・。)それでもやはり、人もどこかで目に見えないものの大切さを知っていて、それらを信じようとしたり、見ようとしたりする力をもっていて、それを求めているよう想う。 目に見えない存在に気付き、感覚を寄せ集めて感じようとしたり、耳を傾けたりすることで、不安を通り越し、力(癒し)を得たり、勇気を得たり、希望が見える・・・そんな気が私はしている。命の誕生にしても、人の心にしても、目に見えないものは様々な形の表現で私たちにメッセージを発し、気付きを促してくれる。大事なものは目には見えず、すぐに消えていってしまうものかもしれない、だからこそその時々の出会いを、そうしたものとの繋がり合いを大事にできる自分でありつづけたいと思う。 私にとっての誕生日はやはり命の誕生日の方がしっくりくる。 |
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