スタッフエッセイ 2005年1月新年の便り安田裕子 年末年始、年賀状を書いたりいただいたものを見たりすることは、私にとって、様々な思い出を喚起させるような楽しいひとときである。慌ただしく過ぎゆく師走、年賀状を書くことをついつい先延ばしにしてしまうことも多いが、いったん書き始めると、懐かしい世界にどっぷりひたるような感覚すら覚える。幼稚園に一緒に通った幼なじみ、幼い頃によく一緒に遊んだいとこ、学生時代に悩み事を聴いてもらったり喜怒哀楽を共にしたりした友人、以前に勤めていた職場の同僚や上司、温かいエールを送り続けてくれる恩師など、その時々に経験を共にしてきた人々の顔と懐かしい思い出がどんどん浮かび上がってくる。それぞれが自分の道を歩んでいく過程において、偶然の積み重ねによって出会いが生じるということ、改めて人と人とが出会うことの不思議さを思う。なかには、遠方にいる人であったりお互いが忙しかったりするために、年賀状でのやりとりが唯一の交友の手段になっている知人もいるが、「今年こそ会いたいね」というメッセージを書きながら、その人に出会ったことにある種の不思議や懐かしさをかみしめている自分に気づいたりする。 (2005年1月) |
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