スタッフエッセイ 2004年1月新しい年の迎え方小林まり子 年末年始がどうも苦手だ。子どもの頃は、町や家族が年の瀬の騒々しさから元旦の清々しさに、変わりゆく様が不思議で、それなりに楽しんだものだけれど。自分が家族を先導して、大掃除に、おせちづくりにと張り切るのが不得手。その上海外駐在員の家族として熱帯で3回、年を越して以来、わが家の年末年始のありようはずいぶん変わった。 熱帯ではおせち料理やお雑煮を作る気にはならなかったし、安価でカラフルなクリスマスカードを年賀状代わりに送っていたし。大掃除をしなくても、カウントダウンで新しい年は始まったし。その上、その国には、民族・宗教によって4つの異なるお正月があった。私たちのお正月には、やっぱり、きぃんと張りつめた寒さが似合うと思ったものだ。 年賀状を書くのをやめた私にも、元旦にはたくさんの年賀状が届く。友人知人の近況を読んでいるうちに個人新聞(十年以上続けた家族新聞が、帰国後は私の個人新聞になり、今号で通算100号を迎えた)の編集を思い立ち、パソコンを取り出した。 (2004年1月) |
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